東京23区内にありながら天然温泉を楽しめ、かつサウナもあって格安な大谷田温泉明神の湯をご紹介いたしましょう。最寄り駅は常磐線亀有駅か千代田線新綾瀬駅ですが、いずれも徒歩20分と若干アクセスにが悪いですが、バスまたはタクシーの利用も可能です。
施設外観
大通りに面して櫓が組まれて、その上に「ゆ」の看板。平面駐車場とその奥にピロティ式の駐車場があってその上2階が温泉施設です。駐車場は全部で90台ということで、車での来場をメインに想定しているようです。
![大通りからの入り口 平面駐車場](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/屋外平面駐車-812x900.jpg)
![ピロティ式の建物 濃塩源泉の看板 1階は駐車場](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/ピロティ-723x900.jpg)
ピロティ式の駐車場の一番奥に入口があります。1階は入り口だけで、入ってすぐに2階に上がる階段があります。入り口脇には散髪屋さんがありました。
![温泉施設入口](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/入口-2-675x900.jpg)
![入り口脇の散髪屋](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/散髪屋-689x900.jpg)
フロント
階段を上がるとすぐにフロントです。料金は平日1,100円、土休日1,300円で、60歳以上はシニアで1,000円です。サウナ込みの料金ですので比較的安めの料金設定です。
![受付フロント](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/フロント-675x900.jpg)
![フロント前の廊下](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/フロント前廊下-627x900.jpg)
内湯
天然温泉は内湯に供給されています。含よう素の塩化物強塩泉で、淡褐色・強塩味・無臭のお湯です。ph7.5の弱アルカリ性で、高張性・泉温30.9℃の低温泉です。
内湯は壁と天井が板張りでほのかに薄暗く、ヒバ材の浴槽と相まって鄙びた温泉旅館に来た雰囲気です。上段のあつ湯に温泉が供給されていてお湯の温度は43℃です。そこから下段のぬる湯にお湯が流れて温度が概ね41℃に調整されています。
![内湯 ヒバ材の浴槽と板張りの壁と天井](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/内湯 あつ湯.jpg)
露天風呂
温泉施設全体が2階に設けられていて、周りに高い建物がないことから露天風呂の塀が低く、空が大きく広がっているのが印象的です。露天エリアは広く、あつ湯、ぬる湯、ひと肌湯、寝湯、ひのき風呂などのバリエーションが雑木林をイメージした植栽の中に点在しています。あつ湯が42℃、ぬる湯とひのき風呂が41℃、ひと肌湯が37℃の設定です。
![露天風呂風景 雑木林のような植栽](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/露天風呂見下げ_12.jpg)
![露天風呂 あつ湯 ぬる湯](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/露天風呂_05.jpg)
![露天風呂 ひのき風呂](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/ひのき風呂07.jpg)
サウナ
サウナは広くて明るく近代的な雰囲気です。温度は一般的な90℃に設定されています。水風呂は大きな岩風呂になっていて、温度は14℃でキリリと締めてくれます。
整いスペースとしては、露天風呂エリアにデッキチェアーやベッドがいくつも備えられているほか、内湯スペースにもベンチによる整いコーナーが設けられています。雨や雪などの荒天の時などには重宝しそうです。
![サウナ室](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/サウナ_09.jpg)
レストラン
レストランも比較的大きく、明るく開放的で使いやすい雰囲気です。おでんが600円、ハイボールが400円でしたので割と安いのではないでしょうか。お店によると唐揚げが名物らしいです。
![レストラン内観](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/レストラン-3-690x900.jpg)
![おでん](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/おでん-723x900.jpg)
![名物唐揚げ](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/唐揚げ6.jpg)
まとめ
ヒバ材の浴槽に板張りの壁と天井で天然温泉となると、まるでどこかの温泉宿にいるようです。あつ湯やサウナで火照った体を露天エリアで整えていると、近くを流れる中川河川敷から吹く風が心地いいです。
朝風呂入場券は、朝10時から14時までの入場で300円ほどお得なのですが、入場さえすれば滞在の時間制限はありませんので、とてもお得になっています。ぜひ早目の入場でお得にゆっくり過ごされてはいかがでしょう。
![朝風呂案内](https://inostage.blog/wp-content/uploads/2024/02/朝風呂2310-900x612.jpg)
東京23区内の日帰り温泉施設の別記事があります。ご興味のある方はお立ち寄りください。