イタリア語の独学は、文法と会話パターン、NHKテレビ&ラジオ講座

サンピエトロ大聖堂 趣味

イタリア旅行で、フィレンツェローマシエナピサヴェネツィアミラノ、と訪れるとすっかりハマってしまいました。古い街並みを大事に残す文化、陽気で美しくカッコいいいイタリア人、おいしく郷土色豊かな料理たち、地方ごとに特色のある自然の美しさに魅了されました。また来たい、今度来るときはイタリア人の皆さんと会話して、より深くイタリアを理解したいと思いました。

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イタリア語を勉強しよう

入門書を数冊買ってざっと目を通す程度でしたが、コロナ禍となり、外出もままならず仕事はテレワーク、外食もできずに家にこもる時間が急に増えました。そんな中で自然とイタリア語に向き合う気になって、少ししっかりとイタリア語に取り組むこととしました。

べべチア街並み
ベネチア街並み 出典:写真AC

最初に手掛けたのは

  • 「本気で学ぶイタリア語」ー発音・会話・文法の力を基礎から積み上げるー
  • 《辞書》ポケットプログレッシブ 伊和・和伊辞典

の2冊を購入、イタリア語の基礎を体系的にざっと俯瞰してみることにしました。もちろん全部覚えれるはずはありません。そんなルールになっているんなとか、こんなことが書いてあったな、と記憶の片隅に残す程度の軽い心意気です。

次に取り組んだのが

  • NHKテレビ 「旅するためのイタリア語」
  • NHKラジオ 「まいにちイタリア語」

の2つの放送の視聴をはじめました。

NHKテレビ講座の方は、録画しておいて暇なときにリラックスして眺める程度。登場する先生役の天使ダーハラ(原田先生)とイタリア人マッテオ、そして生徒役の早織さんの3人の掛け合いや、そのほかの出演者たちもすごく楽しくて娯楽番組を見ているような楽しさです。ということでテレビ講座の別売テキストは購入していません。

NHKラジオ講座の方は、スマートフォンのアプリで「NHK語学講座」というのがあって、1週間遅れで先週の月曜日~金曜日の放送を視聴することができます。1回15分の番組なので通勤時間で2~3回分ぐらいは聞けますので各回を数回ずつ聞くことができます。月、火、水が入門編。木、金が応用編となっており、半年ごとにプログラムが変わります。最初のころは入門編だけを聞いていましたが、最近は応用編も視聴するようになりました。ラジオ講座の方は文法なども体系的にしっかり教えてくれるので、別売テキストも購入して理解に努めています。

ステップアップ

数年後イタリア語の学習のとりあえずのゴールを見てみたいと思って買ってみました。

  • 本気で学ぶ<中・上級>イタリア語ーイタリア語の総合力をアップさせる中・上級者のための本格的な学習書ー

最初に買った文法書の続編です。自分が<中・上級>になったわけではないんですが、本書は基本の整理から入って、初級編での説明不足を補ってくれており、むしろわかりやすいところもありました。とはいえ、通訳案内士の試験対策にも最適とされており内容のレベルは高いようです。焦らずコツコツとこの本と付き合っていきたいと思っています。

聞き流し

タイに駐在していましたのでタイ語を少しは話しますが、語学は単語聞く話すの繰り返しだと感じています。駐在員は着任早々カタコトでタイ語をしゃべり自然と会話ができるようになっていきます。そこで、短いフレーズを繰り返し聞くことも毎日続けています。

  • たったの72パターンでこんなに話せるイタリア語会話

短い会話パターンが整理されている本です。CDが付属していますので、スマートフォンに入れてブルートゥース接続の小さなスピーカーで聞いています。起きてから玄関を出るまでずっと持ち歩いて聞き流しています。話すスピードは比較的早くテンポもいいので、最初のうちはほんとに聞き流していましたが、最近は単語、活用、時制、などの文法的な意味も聞いて理解できるようになりました。この本は単なる旅行者用の会話パターン集ではなく、イタリア語の時制や動詞・形容詞の活用なども網羅されているので、文法の学習でも満足できる内容になっています。

小型のスピーカーは「ANKERを使っています。<Soundcore Sport>という防水タイプのかわいいやつを使っていますが今は廃番のようです。後継は<Soundcre 2>だと思います。防水タイプでステレオになっています。防水タイプだと入浴時にもイタリア語や音楽を楽しめますね。

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まとめ

イタリア語の学習はまだまだ先が長いのですが、やめなければ少しずつは進歩するはずですので気長にやっています。ご紹介しました方法は、簡単で悲壮感が少ないので続けられているのだと思います。いつかイタリア語検定を受けて、イタリアにも再訪し、イタリアとの関わりが深くなればいいなと思っています。

フィレンツエ大聖堂
フィレンツェ大聖堂 出典:写真AC