東京の会社員だったのですが会社の都合で名古屋に単身赴任することになりました。単身寮では平日は食事が提供されるものの、土日は寮の食事がお休みということで何となく自炊的なことを始めてみました。スーパーの惣菜にも飽きてきましたので、お酒のつまみにもなる料理を作ることにしました。
男の手料理のご紹介
記念すべき第一作はもやしとひき肉の炒めものです。新潟の「かんずり」という辛味調味料をつけると旨さが引き立ちます。「コースター」には「熱田神宮建替え時の古材」を使っていました。少し大きめなので「鍋敷き」にも使えて便利でした。
ごはんは、鍋で炊きました。鍋に入れたお米の高さの2倍くらいになる水を入れて15分くらい炊きます。IHですと火力強さのメモリを覚えておけば、次から失敗することはありません。私も初回に若干のおこげを作りましたが、2回目からはきれいに炊けるようになりました。
テレビで「アクアパッツァ」料理の紹介を見たので、さっそく真似して作ってみました。白身の魚とアサリ、ミニトマトを入れてオリーブオイルと一緒に蒸し焼きにすればOK。簡単ですけど魚介の旨みがお皿いっぱいに広がってとてもおいしかったです。
厚揚げを使った煮ものです。厚揚げはヘルシーですし、そこそこのボリューム感があって食べ応えがあるので結構多用していました。豆腐に比べると少しは日持ちしますしね。
すき焼き風の煮物です。御覧のとおり、すき焼きに入れるべき食材をすき焼きのタレと煮るだけです。最近はすき焼きのタレ、焼肉のタレ、キムチ鍋の素、めんつゆ、粉末だしなど調味料が豊富で味付けで失敗することはありません。
ショートパスタ、ペンネのトマトソース味です。20センチの小さい鍋しかありませんので、スパゲッティのような長い乾麺ですと鍋に入りませんので、鍋に投入しやすいショートパスタを多用していました。この時はトマトソースにもミニトマトを使いましたけど、各種パスタソースを使えばすごく簡単にできます。
好物のマカロニサラダです。茹でたマカロニと、玉ねぎとニンジンを茹でたもの、半熟ゆで卵ときゅうりの塩もみしたものをお皿に盛り付け、このあとマヨネーズをかけてぐちゃぐちゃにかき混ぜます。マカロニでおなかも膨れて大満足です。お酒にも合うおつまみ的食事です。
いつもはひき肉を多く使っているんですが、たまには贅沢したくなって牛ロースとか牛切り落としなどを買って焼肉です。野菜は安くて簡単なもやしです。牛肉は焼肉のタレ、もやしは塩コショウで味付けして一緒に盛り付けていただきます。
大好物のキムチ鍋です。まずひき肉を炒めたあとに、もやし、ニンジン、玉ねぎ、キャベツなどの野菜を投入、しばらく炒めたあとに豆腐を入れて水を加えます。粉末だしとキムチ鍋の素を加えてしばらく煮たあと、溶き卵をうえにかけてふたをして少し固めて完成。粉末だしとキムチ鍋の素も効いていますが、ひき肉や野菜の旨みが凝縮されていてお気に入りの一品です。
焼き魚もフライパンで焼きました。入らないので半分に切ってます。サンマが食べたくなって挑戦してみました。
飲み屋のママさんが茶道を嗜んでおられるとかで、お店で一服いただきました。「いやー、いいもんですねー」とお世辞を言ったら早速道具一式手配してくれちゃいましたので、寮で一回だけやってみました。泡立てるのはかなり難しいですね。
男の手料理に必要な「調理道具」
まずは、包丁、まな板、両手鍋(20センチ、フタつき)、フライパンでしょう。ピーラーという皮むき器もあると便利です。お皿は平たいお皿と取り皿として使うちょっと深さのある小さめのお皿。写真に写っている楕円のお皿です。あとは、お箸、スプーン、フォーク、ナイフですね。それ以外は必要に応じて徐々に揃えていきましょう。
男の手料理に必要な「調味料」
最低限必要なのはしょうゆ、しお、こしょう、めんつゆ、サラダ油。これに加えてマヨネーズ、ケチャップ、ソース、七味唐辛子あたりは必要でしょう。さらに、焼肉のタレ、キムチ鍋の素、粉末だし、豆板醤、オリーブオイルが揃うと完璧に近いと思います。
男の手料理で使う「食材」と活用方法
肉はひき肉を多用していました。切る手間はないしすぐ火が通る。肉のうま味が出て料理の味に深みが出ると思います。多めに買って100グラムぐらいでラップに包み冷凍しておけばいつでも使えます。
野菜で多かったのは、キャベツ、玉ねぎ、ニンジンです。冷蔵庫の中で日持ちするんですよね。もやしや豆腐は日持ちしないのでその日の分か、翌日必ず食べる場合に購入していました。
卵も日持ちするので常備しておくといいでしょう。目玉焼きやスクランブルエッグなんて誰でも作れますもんね。最後におすすめ食材をふたつ。
ひとつ目は、厚揚げですね。これはもう説明しました、ボリューム感があってそこそこ日持ちもする。
二つ目は、油揚げ。これは鍋にいれることが多いですけど、炒め物に入れてもOK。食感もいいですけど、うま味がよく出て料理の深みが増すように思います。しかも袋に入ったまま冷凍しても大丈夫です。使うときに使う分だけ凍った油揚げを包丁で切って鍋やフライパンに投入すればいいのですから簡単です。
男の手料理「結論」
男の手料理は簡単です。見た目を気にしなければ切り方や食材の大きさはどうでもいいですし、味付けはとてもおいしい各種調味料が売っています。メニューは「クックパッド」のようなサイトで、「もやし 簡単」とか「ひき肉 簡単」などと入力すると、それぞれの材料を使った簡単レシピがズラーっと出てきます。帰り道にレシピを検索して、冷蔵庫の中には何が残っていたかな?と考えて不足の食材を買い足すようになれば、頭の体操にもなって一石二鳥ですね。