秋川渓谷は東京都の西方面のあきる野市にあり、東京都心から電車でも車でもほぼ1時間の距離でありながら、山と渓谷に囲まれた自然豊かなところです。その一角にある「瀬音の湯」は川のせせらぎが聞こえる露天風呂やサウナ、宿泊施設などからなる施設ですので、今回は電車で日帰りでお邪魔してきました。
温泉施設
東京から中央線で青梅線で拝島まで行ったのち、五日市線に乗り換えて終点の武蔵五日市まで概ね1時間です。駅前のバスターミナルからバスで約17分で「瀬音の湯」に到着ですが、施設まで直接行くバスの便数が1~2時間に1本しかありません。バス通りにある最寄りのバス停(十里木)から徒歩8分程度歩くのであれば、概ね30分に1本くらいの便数はあります。
駐車場にあるバス停から施設の奥に向かいます。右手の建物は物産販売所です。左手に屋根が少し見えているのが足湯です。
温泉施設の入り口です。まず、宿泊受付があってその奥が温泉受付です。そのさらに奥に休憩所とレストランとなっています。
足湯です。10時のオープン直後でしたので誰もいませんが、帰るときには多くの人が楽しんでいました。
「瀬音の湯」の魅力
地下1500mから汲みあげた温泉はアルカリ度がとても高く、ph10.1は美人の湯として有名です。お湯はトロっとしていて、温泉総選挙2022「うる肌部門」全国第1位に輝いています。
内風呂と露天風呂、露天風呂の隣にサウナと水風呂、「ととのう」用のベンチもあって基本的な機能は十分です。露天風呂は少し小さい感じです、混雑時は少々窮屈かもしれません。
瀬音の湯の休憩所に掲示されていたポスターです。「信州?」の写真は施設屋根と向こうに見える山深い雰囲気を強調していますね。「箱根?」の写真は露天風呂から望む緑豊かな雰囲気をアピールしています。確かに都心から1時間で東京都とは思えない環境です。初夏にお邪魔しましたが確かに都心より気温は低く、森林浴の気持ちいい空気が流れていました。
レストラン 休憩所
テーブル席の休憩所と畳敷きの休憩所があって、その一角に軽食、ドリンク、アイスなどを販売する売店と自動販売機が設置されています。写真の暖簾奥がレストランで2023年4月からリニューアルオープンしています。写真右が屋外の森のテラスです。
長椅子に横になってのんびり過ごせます。森の香りがまさに森林浴。とても気持ちいいです。
周辺環境 アクセス
瀬音の湯の近くを流れる秋川渓谷です。子供たちが岩の上から川に飛び込んで、遊んでいました。もう少し下流ではバーベキューを楽しんでいました。
バスで「瀬音の湯」の駐車場まで行く方法もありますが、バス通りの十里木バス停で降りて、下の写真左の石舟橋を渡り、整備された林道を5分程度歩いてアクセスする方法もあります。秋川渓谷の雰囲気も堪能できますのでお勧めです。
まとめ
都心からわずか1時間でアクセスできる秋川渓谷。しかも「瀬音の湯」は温浴施設として、小綺麗に整備されていますので、リフレッシュに訪れるのには最高です。軽めのトレッキングや川遊びなども組み合わせて、日帰りや宿泊で訪れてみてはいかがでしょう。
下の地図右端にある武蔵五日市駅から秋川沿いに山の中を入っていくと、石舟橋そして瀬音の湯があります。周辺には多くの観光地や川遊び場、トレッキングルートなどがあります。
下の写真は休憩所に掲示されていた「あきるの市の移住情報」を紹介するポスターです。あきる野市に移住するメリットとして挙げられていたのは、自然、子育て支援、都心アクセス、田舎と便利の両立、理想の住まい、アウトドアなどなど。なんだかあきる野市が魅力的に感じてきました。
瀬音の湯についての別記事があります。ご興味のある方はお立ち寄りください。
日帰り温泉についての別記事です。ご興味のある方はお立ち寄りください。